一般財団法人環境イノベーション情報機構
フランス 2007年は京都議定書目標の−5.6%達成
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.02.10 【情報源】フランス/2009.01.29 発表
フランスのボルロー大臣は、2007年のフランスの温室効果ガス排出量が、2006年から2.2%減少したことを発表した。最終報告によると、2007年の排出量はCO2換算で5億3100万トンとなった。フランスの排出量は、京都議定書で定められた2008−2012年期の目標(5億6400万トン)と比べ、5.6%も少ない。フランスは、削減目標を達成している数少ない工業国の一つである。
ボルロー大臣は、温室効果ガス排出量が減っていることを歓迎し、「排出量は1990年以来、歴史的な低水準にあり、京都議定書を尊重する、よい位置にいる。しかし、私たちはさらなる進展を望む。それが、今、議会上院で審議されている「環境グルネル第1法案」の中で提案されていることである」と述べた。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】