一般財団法人環境イノベーション情報機構
イングランド 野生生物指標に改善の兆し
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2008.12.05 【情報源】イギリス/2008.11.27 発表
イングランドの野生生物関連指標が公表され、野生生物の状況に明るい兆しの見えてきていることが明らかになった。これらの指標は、生物多様性に対する国民の態度、河川や湖沼の富栄養化の状況、サケの漁業資源の状況、気候変動の影響を受けやすい生物種の個体数の多さなどを対象としている。8つの指標のうち、6つは評価に足る十分なデータがそろっており、全て改善傾向にあった。野生生物ボランテイァの数、自然保護地域や森林を訪れるビジターの数も増加していることがわかった。
8つの指標は以下のとおり。
●主要指標:生物多様性に対する国民の態度
●気候変動の影響を受けやすい生物種の個体数の変化
●イングランドで森林を楽しむ人の数
●イングランドの自然保護地域のビジター数
●生物多様性保全や科学的活動にボランティアが従事する時間
●イングランドの生物多様性団体の会員数
●イングランドの河川・湖沼の富栄養化状況
●水域・湿原指標: 持続可能なサケの個体群が生息する河川の数
【イギリス環境・食糧・農村地域省】