一般財団法人環境イノベーション情報機構
地域大気汚染規制のためのリスクアセスメント方法論を公表
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】イギリス/2000.11.17 発表
11月17日、イギリス環境省は、地域大気汚染規制のためのリスクアセスメント方法論(Risk Assessment Method for Local Air Pollution Control)を公表し、パブリックコメントを募集している。具体的には、4つの方法論が提示されており、それぞれ、透明性、コスト、効率性、整合性、規制との関連、終了までの時間について評価が行われている。地域大気汚染規制(Local Air Pollution Control:LAPC)システムは、1990年環境保護法によって導入され、各市町村等の地域当局が、17,000に及ぶ産業プロセスからの大気汚染を規制している。各産業プロセスは、汚染防止のために「導入可能で、過剰なコストを要しない、最高の技術(Best Available Techniques Not Entailing Exessive Cost:BATNEEC)」を利用するなど、いくつかの条件を満たした上で、地域当局の許可を受ける仕組みになっている。【イギリス環境・運輸・地域省 】