欧州委員会、2012年以降の合意に関する公衆協議を開始

　現在の京都議定書の目標期限は2012年であるが、欧州委員会は、それまで及びそれ以降の、世界的な気候変動に関する合意に向けたアプローチについて、公衆協議を開始した。
　この協議では、関係者及び一般市民から、先進国の中期的な排出削減目標、途上国の排出削減行動、気候変動への適応、技術協力及び財政支援といった重要な問題に関する意見を提出してもらう。
　公衆協議は10月10日まで行われ、その結果は、ポスト2012年の世界的な合意に向けた、EUの交渉ポジションの形成に利用される。【欧州委員会環境総局】