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環境ニュース[海外]

UNEP 海洋環境保全のための「モントリオール宣言」採択

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2001.12.12 【情報源】国連/2001.11.30 発表

 「陸上活動から海洋環境を保護するための世界行動計画(GPA)」の初めての政府間見直交渉が、11月26日〜30日までカナダのモントリオールで開催され、最終日に、海洋環境保全のための「モントリオール宣言(the Motreal Declaration)」を採択して閉会した。
 モントリオール宣言は、海洋環境の健全性及び生産性に影響を及ぼすような行動に対し、各国政府が産業界、国際機関等と共に取り組んでいくこととしている。海洋環境汚染の8割以上は、陸上活動(汚水、産業排水、生息地破壊等)をその原因とする。当該宣言は、財政的な問題にも言及し、国際的な寄付団体に対し、GPAへの支援も求めている。
 この後は、次週にフランスのパリで「海洋及び陸地についての会議」及びドイツのボンにて「国際淡水会議」、2002年9月には「南アフリカにおける持続可能な開発会議」、2003年に日本での「第三回世界水フォーラム」などが開催される予定である。【UNEP】

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