一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 温室効果ガス計算機を公表 日常生活での削減可能性を計算できるように
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2008.02.20 【情報源】アメリカ/2008.02.07 発表
日常生活における温室効果ガス削減の可能性をもっと身近に感じてもらうため、EPAは温室効果ガス計算機を公表した。これはインターネット上で、1年間に運転する乗用車の台数や、ガソリン消費量、電気消費量などを入力すると、CO2換算での温室効果ガス排出量を推計するもの。さらに、削減したい温室効果ガス排出量や電気消費量などを入力すると、削減のための手法(最大で13種類)を提示してくれる。
例えば、一般的な家庭で、全ての白熱灯をエネルギースターのついた蛍光灯に交換すると、照明用電気の約75%、すなわち約1463kWhを節約することができる。これは、5年間で、CO2排出量を1万289ポンド削減、ガソリンを530ガロン削減、苗木を120本植林、またはゴミを1.6トンリサイクルに回すことと同等の効果がある。【EPA】