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環境ニュース[海外]

オランダ 2008年度の住宅・国土計画・環境省予算案を公表

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2007.10.19 【情報源】オランダ/2007.09.18 発表

 オランダ住宅・国土計画・環境省の2008年度予算案が公表された。総額は13億ユーロ。
 特に気候変動対策は重点の一つとされ、2020年までに、温室効果ガスを1990年レベルから30%削減すること、再生可能エネルギーのシェアを現在の2〜3%から20%にまで引き上げることが、2008年度予算の前提となっている。
 予算案には、建物・住宅における省エネ、再生可能エネルギー・インセンティブ制度の導入、製造業との省エネ協定の強化(2020年までにエネルギー効率を2005年レベルから20%改善)、バイオ燃料の義務的な混合率の引き上げ(2010年以降、現在の2%から5.75%に引き上げ)とバイオマス資源に関する持続可能性報告書の義務付け、税制のグリーン化などが盛り込まれている。
 なお、予算案と併せて、エネルギーのクリーン化・効率化を目指す行動計画「気候のための新たなエネルギー」が議会下院に提出された。行動計画には、市場インセンティブ(汚染者負担)、基準の設定(照明や電気製品、自動車)、技術革新、気候・エネルギー外交など様々な政策手段が示されている。【オランダ住宅・国土計画・環境省】

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