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環境ニュース[海外]

環境閣僚理事会 プレジャーボートからの排ガス・騒音規制に合意

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2001.11.07 【情報源】EU/2001.10.29 発表

 EU環境閣僚理事会は、10月29日、プレジャーボートからの排気ガス及び騒音を削減するため、レクリエーション用船舶に関する現行指令(94/25/EC)を改正することに合意した。
 欧州経済地域(EEA)及びスイスで販売されたプレジャーボートは460万台だが、このうち約360万台がモーターボートである。沿岸域や湖などのレクリエーション地域では、ボートからの低騒音や、排ガスによる地上レベルオゾンの上昇(特に夏季に集中)などが問題となっていた。
 今回の合意により、現行の「レクリエーション用船舶の安全性に関する指令」は拡充され、大気汚染騒音についても対象とすることとなる。指令は、個人用の船舶も含め、長さ24メートル以下のレクリエーション用船舶すべてに適用される。大気汚染対策としてエンジンの規制が行われるとともに、騒音対策については、船体に関する規制が課される予定。
 さらに、欧州委員会は、現行規制の強化の必要性と実現可能性について研究を進めるとしている。【欧州委員会環境総局】

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