一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

中国 深セン:十大プロジェクトを推進し汚染対策と衛生保護を実施

環境行政 行政資料】 【掲載日】2007.05.30 【情報源】中国/2007.02.28 発表

 広東省深セン市は先日開催した汚染対策・衛生保護指導グループ会議の席上、今年の汚染対策と衛生保護の十大プロジェクト推進計画を示した。
 『2007年深セン市汚染対策・衛生潔保護実施の主要目標・任務配分案(審査検討版)』に基づき、同市は今年、汚染対策・衛生保護十大プロジェクトを推進する予定で、そのうち四大プロジェクトは水関連である。第一は主要汚水処理場・管網建設事業で、年末前に固戍、龍華、沙井の3つの汚水処理場と付随管網を建設し、汚水処理能力を日量54万トン増強する。第二は市をまたぐ河川の基準達成事業で、龍崗河、坪山河、観瀾河、茅洲河の4本の主要な市をまたぐ河川の水汚染を重点的に整備する。第三は深セン河湾清水プロジェクトで、今年の深セン河湾流域内の深セン河主流と大沙河、新洲河、福田河、布吉河、皇崗河、深センダム排水河など全支流に対して全区間や全時間で異臭・汚濁現象を解決する。第四は飲料水源の安全性保障事業である。
 また同市は循環経済促進事業を実施し、循環経済モデル小区やクリーナープロダクションモデル産業団地を創建していく。固形廃棄物汚染防止では、ゴミ中継ステーションを225ヶ所造り、廃家電・電子製品回収センター、危険廃棄物処理センターを建設する。また青空保護事業を実施し、具体的には自動車排ガス汚染対策を強化し、自動車排ガス基準を高め、ガソリン品質基準を高める。
 さらに同市は生態整備・回復事業を実施し、深セン湾グリーン回廊整備と宝安・龍崗区の森林公園建設を主要プロジェクトとし、重点的に生態風景林建設を推進し、その目標は自然保護区被覆率12%以上、緑化被覆率45%とする。【中国国家環境保護総局】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース