一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境保護に向けた今後の方針
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2001.11.05 【情報源】イギリス/2001.10.24 発表
環境・食糧・地方事業省のマーガレット・ベケット大臣は、ERMグリーン同盟開催の環境フォーラムの席上、今後の環境政策等について演説。以下のような方針を打ち出した。・気候変動対応基金(Climate Change Challenge Fund)より5万ポンドを南アフリカの気候新プロジェクトへ支出。
・ヨーロッパにおいて、イギリスが有機農業先進国となるべく、有機農業拡大計画を発表
・京都議定書がイギリスと他のEU各国によって批准され、2002年の「持続可能な開発に関する世界サミット」までに発効することを目指す
・気候変動防止と燃料不足を改善するために、最先端技術を用いたマイクロ・コージェネレーション装置を6000家庭で実証する
・政府調達が、どれくらいの環境保護に役立っているか調査する
・ゴミ対策会議を秋に開催し、増加を続けるイギリスのゴミ問題を討議する。
・アンモニアによって引き起こされる被害に対応すべく、協議書を公表し、どのようにしたら排出物の削減とまたそれに向けた農産業界の協力を仰ぐことができるかを検討する
また、ベケット大臣は、世界の共通の問題解決と利益追求には、国際的に協力した取り組みが重要である点も強調した。【イギリス環境・食糧・地方事業省】