一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ環境大臣 連邦自然保護改正法を高く評価
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2001.10.26 【情報源】ドイツ/2001.10.16 発表
ドイツ連邦環境大臣トリッテン氏は、10月16日、ベルリン自然保護基金が自然保護に実践的に取り組む人々に送る賞「Dr.Victor-Wendland-Eherenringes」受賞式典に出席した。その式典の中で、トリッテン氏は、次のような発言を行った。「現代の若者にとって、自然に触れ、その魅力を体験する機会は、少なくなってしまった。多くの若者が育つ場所、つまり都市部において、自然の役割はとても重要である。都市計画の中に、もっと自然保護の視点を組み入れなければならない。」
さらにトリッテン氏は、1998年の連立政権成立からの3年間に、連邦政府が行ってきた自然保護政策は、効果的であると評価した。「旧東ドイツ地域には、自然保護に値する土地が約十万ヘクタールある。こうした地域の自然は、持続可能な形で守られていかなければならない。この仕事は、国家や自然保護組織に委ねられている。連立政権は、力強い環境政策を行ってきた。中でも、連邦自然保護法の改正法の提出は、エネルギーの利用効率の向上への取組みや気候問題に並んで、環境政策の中心となるものである」と述べた。
トリッテン氏の発言概要は、FAXで請求できる。FAX番号 01888-305-2019
【ドイツ連邦環境省】