ドイツ　EU議長国期間の環境分野の重点を提示

　12月18日、ドイツ連邦環境省のガブリエル大臣は、2007年1月から半年間のEU議長国期間中、環境分野の重点施策をまとめたパンフレット「環境・イノベーション・雇用－EU議長国期間における重点－」の完成を発表した。
　大臣は、議長国期間中、「環境・イノベーション・雇用」が環境分野でのモットーとなると強調。連邦環境省が選択した重点テーマには、気候保護およびエネルギー、環境に配慮した交通、生物多様性および森林保護への取り組みなどが含まれている。
　中でも、エネルギー分野については、エネルギー効率の改善、自然エネルギーの拡充が大きな役割を果たすと強調。2007年3月に欧州閣僚理事会が議決する予定である「エネルギー行動計画」において、これらを実行する路線を定める予定である。【ドイツ連邦環境省】