一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 全国湖沼調査を実施へ
【水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2006.12.18 【情報源】アメリカ/2006.12.06 発表
EPAは、「全国湖沼調査」を実施することを発表した。これは、国内の代表的な909の湖沼、池、貯水池の調査を行い、その現状を評価する初めての試みである。調査はEPA、州等が共同で、3年間にわたり実施する。
調査の主な内容は、次のとおり。
●湖沼の生態系、およびその状況に影響を及ぼす要因を確認する。
●連邦、州、地方自治体などあらゆるレベルで、アイデアを刺激し、実施する。
●州等の、湖沼の水質データのモニタリング・分析能力を向上させる。
●湖沼のより良い管理のために、一連の湖沼のデータを収集する。
●進捗を評価するための基盤情報を構築する。
EPAは1972年から76年の間にも、全国で815の湖沼の評価を行った。今回の調査では、比較のために113の湖沼において再度サンプルを採取する。
今回は、水の化学的性質、濁度、色、沿岸の生息地の状況、病原体の指標などについて調査が行われる。調査報告書は2009年に公表される予定である。【EPA】