ドイツ　オゾン層破壊物質令が施行

　ドイツで12月1日、オゾン層破壊物質令が施行される。同令は、オゾン層破壊物質の大気圏への排出を削減することを目的に制定されたもので、オゾン層破壊物質に関するEU指令を補足し、同時に、ドイツの1991年フロン・ハロン禁止令に代わるものである。
　ドイツ国内の既存の保護基準は強化される。また、オゾン層破壊物質の回収、これらの物質を使用している設備や製品（冷房や空調設備、防火対策設備等）からの排出許容量、回収業務に従事する人々の養成などについて、新たな規定が設けられている。【ドイツ連邦環境省】