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環境ニュース[海外]

遺伝子組換体に関する報告書公表

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2001.10.09 【情報源】フランス/2001.09.27 発表

 9月26日、総合政策局は「GMO遺伝子組換体、仏語表記はOGM)と農業 : 公共政策のオプション」という題名の報告書を公表した。これはバイオテクノロジー技術の利用、又は非利用の社会経済的影響を調査するため、ドミニク・ヴォアネ前環境大臣とジャン・グラヴァニー農業大臣により要請された報告書である。
 報告書は、OGM問題により直接あるいは間接的に関係する人々、40名のワーキンググループにより、膨大な作業にもとづいて作成された。この報告書は、政府に一つの活動戦略を提案する。この戦略は遺伝子組換体が不可避だという前提に立ち、この結果、論理的な原則に立脚すべきだとする。ただし、ワーキンググループの一部には、報告書のアネックスに反対意見を示すことにこだわったメンバーもいた。
 環境大臣は、この報告書が今後、遺伝子組換体問題の議論を深める上で役立つと考える。首相が指摘しているとおり、すべての課題は、年末にかけてのパブリック・ディベートの対象となるであろう。政府は、近いうちに、その組織、様式を発表する。【フランス環境・国土整備省】

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