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環境ニュース[海外]

2010年FIFAワールドカップ 「環境に優しい交通計画」を発表 ジダン選手&ロナウド選手も応援

大気環境 交通問題】 【掲載日】2006.09.08 【情報源】国連/2006.08.28 発表

 2010年のFIFAワールドカップは南アフリカで開催される予定だが、それにあわせて、南アフリカ政府は、公共交通手段を促進する計画を、ケープタウンで開催されている第3回地球環境ファシリティ(GEF)総会で発表した。
 ワールドカップ開催までにバスや鉄道の質を改善する「公共輸送インフラ基金」を設けるとともに、代替燃料車(バイオディーゼル燃料車や燃料電池車など)の実証事業、自転車道・歩道とバスとの連携を図る事業などが盛り込まれている。GEFや国連の支援を受けて、実施される予定。
 UNEPの親善大使を務めているフランスのジダン選手、ブラジルのロナウド選手も、「二流の公共交通機関では、貧困は無くならず、健康を脅かす大気汚染が生じ、気候変動にもつながる」とコメント。GEFの支援で行われる事業が、アフリカや途上国で公共交通機関を整備するきっかけとなり、また、2010年のワールドカップをより健康的で楽しいイベントとするのに役立つよう期待していると述べた。【UNEP】

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