一般財団法人環境イノベーション情報機構
オランダ 中国でのCDM事業にてこ入れ 国際金融公社との協力を拡大へ
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2006.06.14 【情報源】オランダ/2006.06.06 発表
オランダ住宅・国土計画・環境省は、世界銀行グループの国際金融公社(IFC)との間で、途上国の持続可能なエネルギー事業に関する協定を締結した。これは、既存の協力関係を強化するもので、特に、クリーン開発メカニズム(CDM)事業として、中国における持続可能なエネルギー事業を実施することに重点が置かれている。
既に提供されている5500万ユーロに加え、今回、さらに4500万ユーロが、温室効果ガス排出クレジットの購入のために提供される。
なお、オランダは、既に、中国のCDM事業に関わっている。中国で最初のCDM事業は、オランダCDMプログラムによる、内モンゴルの風力発電事業だった。9月には、ファン・ヘール大臣が中国を訪問し、将来の協力の機会について話し合う予定。【オランダ住宅・国土計画・環境省】