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環境ニュース[海外]

建設業界による建設廃棄物のリユース・リサイクル状況は改善中

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2006.04.13 【情報源】ドイツ/2006.03.27 発表

 3月27日、ドイツの建設業循環型経済連盟(Arge KWTB)は、環境省に、「第4回建設廃棄物モニタリング報告書・調査年2002年」を提出した。同連盟は、ドイツ国内の建設会社、建築家、エンジニア、建材加工業者などが加盟する組織である。
 同連盟は、1991年に、環境省に対し、2005年までに、利用可能な建設廃棄物の埋め立て量を半減化する義務を負うことを宣言しており、2年ごとにモニタリングの結果を報告書にまとめ、環境省に提出している。
 報告書によると、2002年には、合計2億1400万tの無害の建築廃棄物が発生し、うち1億8600万t、つまり87%がリユースされた。また、建設現場や道路工事現場からの瓦礫・廃棄物は、7300万t発生し、うち、5100万t、つまり70%がリサイクルされた。
 予定では、来年提出される第5回モニタリング報告書によって、建設業界の自主的取組みは終了することになっている。クルーク環境事務次官は、「政府や経済界は、新しい規則の調整を始めなければならない。政府は、建設業界のこれまでの成果をさらに進展させるために支援する」と語っている。【ドイツ連邦環境省】

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