一般財団法人環境イノベーション情報機構
UNEP 第一線で活躍する女性環境保護活動家のリストを公表
【地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2006.03.27 【情報源】国連/2006.03.07 発表
UNEPは3月8日の「国際女性の日」を祝い、第一線で活躍する女性の環境保護活動家のリスト(試行版)を公表する。本年の国際女性の日のテーマ「意思決定における女性の役割」に合わせて、このリストには、世界中から、環境分野で意思決定者として知られる女性が掲載されている。リストに掲載されている女性は、例えば、イギリスのジェーン・グドール博士(動物行動学者)、アメリカのシェイラ・ワット-クルーティエ 氏(イヌイット族のリーダー)、メキシコのフーリャ・カラビアス・リジョ氏(元環境・自然資源・漁業省大臣)、ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイ氏(ケニア副環境大臣)など。UNEPは、さらに、あらゆる分野から、環境や持続可能な開発に大きく貢献した女性を載せていきたいとしている。リスト作成事業は、2004年に発足した「環境の代弁者としての女性(WAVE)」会議の成果を踏まえたもの。
UNEPのテプファー事務局長は、「女性は、環境悪化の犠牲者であると同時に、健全で安定した環境の重要な管理者である」と述べ、特に、途上国において、女性が環境管理に果たしている役割を強調した。【UNEP】