一般財団法人環境イノベーション情報機構
大気中の温室効果ガス濃度 2004年は観測史上、最高に
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2006.03.23 【情報源】国連/2006.03.14 発表
世界気象機関(WMO)は、3月14日、大気中の3種類の温室効果ガス(CO2、メタン、N2O)の濃度が、2004年、観測史上、最高となったことを明らかにした。大気中のCO2濃度は377.1ppmに達し、産業革命前と比較すると、35%増加した。前年からは、1.8ppm(0.47%)増加している。
一方、メタン濃度は1783ppbで、産業革命前と比べ、155%増加している。ただし、最近の動きは横ばいで、前年からの変化は無く、1999年と比べると5ppb減少した。
また、N2O濃度は318.6ppbで、産業革命前と比べ、18%増加している。N2O濃度は増加傾向にあり、1988年から毎年0.8ppbの割合で増えている。【世界気象機関】
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