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環境ニュース[海外]

EPA 飲料水の保護に関する2つの規則を公表

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2006.01.06 【情報源】アメリカ/2005.12.15 発表

 EPAは12月15日、飲料水の保護に関する2つの最終規則を公表した。
 このうち、「第2長期表流水処理強化規則(LT2)」は、水系感染を引き起こす原虫「クリプトスポリジウム」が増殖しやすい水道に対し、モニタリングおよび処理に係る要求事項を強化するものである。高いレベルのクリプトスポリジウムが検出された水道、または水を濾過していない水道は、「病原菌ツールボックス」に示された処理・管理プロセスの選択肢(紫外線による殺菌、水域管理プログラムなど)を用いて、追加的な対策を実施しなければならない。
 また、もう一つの「第2ステージ 消毒副生成物規則(Stage 2 DBP)」は、飲料水の消毒による便益とリスクとのバランスをとるために策定されたものである。この規則は、DBPのリスクが最も高い水道を対象とする。DBPレベルが高くなりそうなモニタリング地点を見つけ出し、このような地点で、遵守のモニタリングを実施するよう求める。もし、これらの新規のモニタリング地点のいずれかにおいて、飲料水基準を超えるDBPが検出された場合、是正措置を開始するよう義務付ける。
 上記の最終規則は1月に連邦官報に掲載される予定である。【EPA】

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