大気汚染情報システムを改善

　イギリスのミーチャー環境大臣は、8月2日、大気汚染情報システムの改善策を発表。これまで大気汚染のレベルを4段階（低い、平常、高い、非常に高い）で表示してきたが、これをより細分化して10段階で表示することとした。1時間ごとの大気汚染レベル、また２４時間予報も、この表示に従って地域ごとに提供する。また、健康情報も、大気汚染のレベル表示と関連付けて提供することとした。
　ミーチャー環境大臣は、改善システムついて「影響を受けやすい人々が、現時点での大気汚染の健康影響をより適切に判断できるようになる」と評価するとともに、情報を通じて、大気汚染の状況が悪いときには一人一人が汚染削減のために行動できるようになるという期待を述べた。【イギリス環境・食糧・地方事業省】