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環境ニュース[海外]

経済的でクリーンな自動車に関する省庁間委員会が報告書を提出

大気環境 交通問題】 【掲載日】2005.11.21 【情報源】フランス/2005.10.28 発表

 「経済的かつクリーンな自動車に関する省庁間委員会(CIVEPE)」のモロー会長は、オラン エコロジー持続可能な開発大臣に、2005年の報告書を提出した。同大臣は、経済的でクリーンな自動車に関する2005年の目標設定作業、およびバイオ燃料の使用促進、クリーン車両の購入促進、技術のモニタリング、規制の遵守などについて検討した同委員会の作業に敬意を表した。
 オラン大臣は、CO2の排出に応じた車両の分類を可能にするステッカーを、2006年から販売される新車に適用することに強い関心を示した。この対策は、新車購入時に最良の情報を提供し、消費者の責任ある購入につながると期待される。こうしたステッカーは、家電製品などについては、既に開始されており、2006年の上半期には新車にも添付される。
 なお、公共調達の促進に関する作業部会の提案は、政府の車両近代化に関する省庁間委員会により受け入れられた。今後、公共機関が購入する車両は、CO2排出量が140g/km以下のものとなる。
 また、経済的かつクリーンな自動車に関する計画に対して4000万ユーロ(54億円)を配分する事業は、「技術モニタリング」作業部会により実施され、59の計画が選定された。
 CIVEPEは、クリーン自動車計画に盛り込まれた対策の実施を調整し、排気ガス削減対策案を策定するために、2003年12月に設立された。【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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