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環境ニュース[海外]

EPA 新規発生源の審査に係る試験を 全国で統一するための規則案を公表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2005.10.31 【情報源】アメリカ/2005.10.13 発表

 EPAは10月13日、新規発生源審査(NSR)プログラムを、現行の大気汚染管理プログラムとさらに適合させるための規則案を提案。60日間にわたってパブリックコメントを募集する。
 EPAは、大気浄化州際規則、大気浄化視界改善規則および酸性雨プログラムによって、発電所からの排出に恒久的な上限を設けている。今回の規則案は、NSRがこれらのプログラムを補完することを確保するため、全国的に一貫した規制枠組みを提供するものである。
 今回の規則案は、大気浄化法の新規発生源性能基準(NSPS)に基づく試験を採用することにより、全国の既存の発電所に対する統一的な排出試験を定めるものである。これにより、上記のプログラムの円滑かつ効果的な実施に必要な透明性および確実性が得られる。
 連邦第4巡回控訴裁判所の判決(2005年6月の)により、現在、NSPSの排出試験は5つの州のNSRプログラムに適用されている。今回の規則案は、この判決に対応し、全国統一的にNSRプログラムが実施されることを確保するものである。
 EPAは、今回、新規発生源に関する試験として、他の2つの選択肢を併せて提案している。現在のNSPS試験は、構造上または操業上の変更の前後における、時間当たりの最大達成可能排出量を比較するものであるが、第2の選択肢は、変更前に実際に達成された時間当たり最大排出量と、変更後の達成された時間当たり最大排出量とを比較するものであり、また第3の選択肢は、時間当たり排出量に変えて、エネルギー出力単位あたりの排出量に基づいて試験を行うものである。【EPA】

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