一般財団法人環境イノベーション情報機構
2件目のCDM事業を承認
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.09.28 【情報源】フランス/2005.09.06 発表
温暖化省庁間委員会(MIES)は、京都議定書のクリーン開発メカニズム(CDM)事業として、新たなプロジェクトを承認した。ラファージュ社がモロッコのセメント工場で実施する風力発電プロジェクトに続き、9月6日、ブラジルのTremembe市における、廃棄物のメタン発酵処理を通じたメタンの回収・燃焼プロジェクトが承認された。このプロジェクトでは、都市の廃棄物、年間18万トンを処理し、今後10年間で温室効果ガス70万トン(CO2換算)の排出を抑制することができる。欧州の最新のゴミ処理基準が用いられ、メタンの燃焼により、将来は、発電も行う。このプロジェクトは、既にブラジル当局、オランダ当局の承認を受けており、近いうちに、CDM理事会に登録申請がなされる。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】