農薬安全理事会　2004/05年度の活動報告書を公表

【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2005.08.03 【情報源】イギリス／2005.07.19 発表

　農業、園芸、林業、食品貯蔵および家庭園芸用の農薬に関する規制を担当している農薬安全理事会は、2004／05年度の活動報告書を公表した。
　報告書では、農薬の登録・使用規制、イギリス環境・食料・地方省が設置した目標の達成といった、農薬安全理事会の活動に重点が置かれている。主な内容は以下のとおり。
●科学的な質、手続き期間、コスト回収、効率的な節約などに関する目標は、全ての産業部門で達成。
●イギリスの農薬関連政策でリーダーシップを発揮した。
●EU規制制度の構築に当たって、リーダー的役割を果たした。
●農薬の使用、食品中の残留農薬、農薬の環境影響について、モニタリングを継続した。
●植物保護剤の持続可能な利用について、国の戦略案を策定し、EUのテーマ別戦略について欧州委員会と話し合いを行った。
●ブルガリア、エストニア、マケドニア、スロベニア、トルコなどでのプロジェクト（欧州委員会が資金を提供）を完了した。
●政策などについて、関係者と積極的に協議を行った。
【イギリス環境・食糧・地方事業省】