統合環境許可制度のためのパイロット事業を実施へ

　オランダ住居・国土計画・環境省は、6月22日、統合環境許可制度に向けたパイロット事業を始めるため、エーデ市、エメン市等と協定を結んだ。
　パイロット事業は、エーデ市、エメン市など6ヵ所で予定されている。この事業では、市町村、環境当局、その他の公的機関が、市民や企業の行政的な負担を軽減するとともに、より良いサービスを提供し、手続き期間を短くすることを目指す。具体的には、統一窓口の設置、許認可手続きや執行手続きの統合、政府機関の間での協力の改善などが実施される。
　中でも、デッカー住居・国土計画・環境大臣は、建設、土地利用、環境に関する様々な許認可を2007年までに統合することを望んでいる。【オランダ住宅・国土計画・環境省】（英語版）