6月17日は「世界砂漠化・干ばつ対処の日」　2005年のテーマは「女性と砂漠化」

　6月17日は、「世界砂漠化・干ばつ対処の日」。2005年6月17日は、「砂漠化対処条約（深刻な干ばつ又は砂漠化に直面する国において砂漠化に対処するための国際連合条約）」が1994年に採択されてから、11年目の記念日となった。
　2005年の「世界砂漠化・干ばつ対処の日」のテーマは、「女性と砂漠化」である。このテーマは、砂漠化や干ばつの影響を受けた地域で、女性が担う役割の重要性を踏まえたものである。
　砂漠化対処条約には、現在、191ヶ国が加盟している。第58回国連総会では、2006年を「砂漠と砂漠化に関する国際年」とすることが決定された。この決定は、世界中で砂漠化の進行を阻止することを支援するためになされたもの。国連総会は、各国や国際機関、市民団体などに対し、「砂漠と砂漠化に関する国際年」を記念し、砂漠化や土壌劣化に関する普及啓発活動を支援するよう呼びかけている。