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環境ニュース[海外]

採石の環境影響対策に 約59億円を支出

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2005.04.14 【情報源】イギリス/2005.03.30 発表

 イギリス環境・食糧・地方省は、砂利など建設骨材の採取が、環境や地域コミュニティに与える影響に対処するため、2930万ポンド(58億6000万円)を支出する。これは、2005/06年度の「建設骨材税持続可能性基金(ALSF)」から拠出されるもの。
 副首相府、運輸省など8つの国の機関に対して、新たな砂利等の需要の削減、トラックの影響の削減、国立公園などにおける採石場のニーズを減らすための海での採石に関するアセスメントといった事業に支出される。
 また、ダービーシャーなどで実施されたパイロット事業の成功を受け、同省は、砂利等の採取量が多い14の地方自治体にも資金を提供する。地方当局が選んだコミュニティの事業に対して、300万ポンド(6億円)が支出される。
 モーレイ環境大臣は、今回の支援について、建設・解体廃棄物リサイクル量の増加から、海洋環境に関する知見の充実、放棄された採石場の修復にいたるまで、様々なメリットをもたらすものだと評価した。【イギリス環境・食糧・地方事業省】
 

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