一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 飲料水の為の放射性核種基準を公表
【健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】アメリカ/2000.12.08 発表
EPAは、1977年に施行された飲料水内の放射性核種(radionuclides )の基準を維持するとともに、新たに飲料水中のウランについて基準を加え、新たなモニタリングの要件を加えたることを発表した。このモニタリングにより、420000人にラジウムからの健康被害(発ガン性)からの被害を、620000人にウラン(肝臓毒素と発ガン性)からの健康被害を防止することが可能となる。放射性核種によって影響を受けている飲料水源の多くは、非常に低いレベルで、自然におきるものであることから、人の健康に影響があるとは考えられない。
最終的に確定した基準は下記の通り
・ラジウム:1リットルあたり5ピコキュリー(pCi/L)
・α腺(ラドンとウランを除く):1リットルあたり15ピコキュリー
・β腺:年に4ミリレム
・ウラン:1リットルあたり30マイクログラム【EPA】