新たな廃棄物処理研究戦略を発表

【ごみ･リサイクル その他(ごみ･リサイクル)】 【掲載日】2004.10.15 【情報源】イギリス／2004.09.28 発表

　廃棄物に関する国際会議「Waste2004」で、イギリス環境・食糧・地方事業省の主任科学顧問、ハワード・ダルトン教授は、持続可能な廃棄物処理に関する新たな研究戦略を発表した。
　この戦略は、全国レベル・地方レベルで、情報に基づいて、持続可能な廃棄物処理政策を立案、実施、モニタリング、評価できるようにすることを目的としている。
　戦略では、様々な分野にまたがる研究も奨励されているが、重点的なテーマとして、持続可能な資源の消費と管理、資源再生のシステム化、残った廃棄物の処理、市場開拓と市場への介入、社会的側面、環境と健康（リスク評価と影響の管理）、経済、及び政策決定ツールという8つが選ばれている。
　同省は、この研究戦略の3年分の資金として、「廃棄物政策実行プログラム（WIP）」を通して500万ポンド（9億9000万円）を提供する準備をしている。
　研究提案の第一回目の募集は、2004年11月の予定。【イギリス環境・食糧・地方事業省】