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環境ニュース[海外]

K2 初登頂50周年を記念し、イタリア、パキスタンが環境協力を強化

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2004.08.20 【情報源】国連/2004.08.04 発表

 イタリアのチームが成し遂げたK2初登頂の50周年記念行事の一環として、パキスタンのムシャラフ大統領とイタリアのアレマンノ農林政策大臣が会談を行った。
 両国政府は、この機会に、K2の麓近くのウルドカスに、イタリア政府の資金提供により、エアロゾルや粒子状物質のモニタリングを行う新たな観測基地を設置することを発表した。この観測施設は、UNEPが先導する、「大気中の茶色いもや」の形成や分布に関する国際的な研究にも貢献する。現在、アジアの広い地域で、薪や炭、化石燃料の燃焼などにより、スス及び他の大気汚染物質の層が形成されており、気象パターンや農業、ヒトの健康に重大な影響を与えるのではないかと懸念されている。
 また、週の前半には、イタリアのアレマンノ農林政策大臣とパキスタンのターヒル環境大臣により、パキスタンのKora Korum国立公園事業及び同国北部における薬用植物に関するデータベースの構築に、イタリアが資金的・技術的援助を行うことが発表された。【UNEP】

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