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環境ニュース[海外]

加工用・飼料用遺伝子組換米の輸入は無害と評価

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2004.01.23 【情報源】イギリス/2004.01.07 発表

 イギリス政府は、1月7日、加工用及び家畜飼料用の遺伝子組換米(GM米)の輸入について、EUの要求に従って審査が行われた旨、欧州委員会に報告した。
 審査は、EU法令上の義務、及び政府の独立諮問機関「環境中への放出に関する諮問委員会(ACRE)」の勧告に沿ったものである。ACREは、Bayer社の申請していた加工用・飼料用GM米の輸入について、他の加工用・飼料用輸入米と何ら変わらないとして、「ヒトの健康及び環境にリスクを及ぼすものではない」と判断していた。ただし、製品の監視のため、販売後は、毎年、モニタリング報告書を規制当局に提出するよう求めている。
 同社の申請に対するイギリス政府の判断は、現在、EU全加盟国に通知されており、各国での検討を経た後、EUとしての決定がなされる。なお、今回の決定は、この製品のEU域内での栽培や人の食用への利用を認めるものではない(食用には他の承認が必要)。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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