一般財団法人環境イノベーション情報機構
オランダ、カリフォルニア州と電気自動車やリサイクルに関する知見交換へ
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2013.11.13 【情報源】オランダ/2013.10.30 発表
オランダ社会基盤・環境省は2013年10月30日、マンスフェルト環境担当副大臣が翌週、アメリカ・カリフォルニア州を実務訪問し、同州との関係を深めるとともに、電気自動車やリサイクルに関する知見を交換すると発表した。財界人や有識者も同行する。気候変動問題に先進的に取り組む同州から多くを学んで持続可能性と経済と技術革新とを結びつけ、持続可能性という面でオランダを欧州の牽引役にすることがねらい。オランダでは、9月末に1万3000台強だった電気自動車を2020年には20万台とする目標を掲げており、副大臣はアメリカの電気自動車の4分の1が走っているとされるカリフォルニア州のブラウン知事とも会談するほか、フリーモントにある電気自動車メーカーのテスラモーターズも訪問する。サクラメントではカリフォルニア州環境保護庁のロドリゲス長官とともに、同州とオランダとの電気自動車分野での協力についてワークショップも開催する。さらに、サンフランシスコでのリサイクル会社のレコロジー社訪問や、サクラメントでのカリフォルニア州大気資源局ニコルス局長との排出量取引制度に関する会談など、精力的な訪問を予定しているという。【オランダ社会基盤・環境省】