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環境ニュース[海外]

EU、排出量取引制度第3期におけるエネルギー部門への排出枠無料割り当ての特例を決定

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.04.11 【情報源】EU/2011.03.29 発表

 欧州委員会は、加盟国10ヶ国に対し、EU排出量取引制度第3期(2013‐2020年)におけるエネルギー部門への排出枠の無料割り当てを認める決定を行った。第3期では、エネルギー部門は基本的に全ての排出枠を購入することが定められていたが、今回の決定により、加盟国10ヶ国は、2019年まで、限定された数の排出枠をエネルギー設備に無料割り当てすることが可能となる。該当国は、ブルガリア、チェコ、エストニア、キプロス、ラトビア、リトアニア、ハンガリー、マルタ、ポーランド、ルーマニアである。これは、昨年11月に全加盟国が参加するEU気候変動委員会において決定され、今回、欧州委員会が形式的に承認したもの。今回、合わせて策定された報告では、無料排出枠の申請に対する欧州委員会による評価の方法のガイドラインが含まれている。申請期限は今年9月30日であり、希望する加盟国は欧州委員会に申請書を提出する。【欧州委員会気候行動局】

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