一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

EU 航空機の温室効果ガス排出削減をめぐり 国際民間航空機関での議論に失望

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.10.15 【情報源】EU/2007.09.28 発表

 9月28日、国際民間航空機関(ICAO)の第36回総会が終了したが、航空業界において、温室効果ガス排出量を削減する国際的取組みに向けた明確な合意は得られなかった。
 総会では、有意義な削減目標について大多数の国が拒否。欧州共同体及び欧州民間航空会議(ECAC)は、妥協案として、早急にこのような目標を準備するため、ICAOにハイレベルな検討会を立ち上げることを提案したが、これも弱められ、「願望として可能な目標」となってしまった。
 欧州はもっと野心的な結果を求め、排出量取引を含めた、排出削減のための包括的なアプローチを支持していたが、結局、排出量取引を航空業界に導入する可能性を擁護するにとどまった。
 欧州共同体及び欧州民間航空会議(ECAC)は、無差別原則に則り、全ての国の航空会社にEU排出量取引制度を適用することは、国際民間航空条約(シカゴ条約)に反しないとする声明を発表した。【欧州委員会】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク