環境閣僚理事会開催

　EUの環境閣僚理事会が、10月29日に開催され、遺伝子組換体、騒音規制、大気環境対策、市民参加等の問題について討議した。
　遺伝子組換体については、欧州委員会が提案中のラベリング、追跡規制に関する公開協議も行われた。大半の加盟国は委員会の提案を承認する考えを示したが、アクシデントによる環境影響等を懸念する声も根強くあった。
　このほかの議題として、沿岸域管理、芝刈り機等道路外で使用される機器からの大気汚染防止、市民参加の促進、環境NGO支援策、ボート騒音・大気汚染対策については、欧州委員会の提案（指令案等）が承認された（詳細は各ニュースを参照）
　また、気候変動、欧州大気浄化プログラム、生物多様性行動計画、持続可能な開発指標についても、コミニュケが採択された。【欧州委員会閣僚理事会・欧州委員会環境総局】