中国　上海：医療廃棄物集中処理に民活経営を実施

【ごみ･リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2007.05.29 【情報源】中国／2006.12.19 発表

　上海市政府は12月13日『医療廃棄物処理環境汚染対策規定』を公布した。これは2007年3月1日、施行する規定要求で、全市の医療廃棄物集中処理に特別許可(民活方式)経営を実施し、市環境保護局の入札により集中処理機関を確定する。
　同規定によると、集中処理機関は医療廃棄物の処理規範に基づき、整った医療廃棄物の収集運搬、処理施設・設備を構築し、統一的に医療廃棄物を収集運搬、処理し、また包装、保管、移動など全段階で関連規範に一致しなければならない。
　医療廃棄物処理活動を規範化し、処理過程中の第二次汚染を避けるため、処理機関による医療廃棄物処理は関連の処理基準・規範を満たし、汚染排出を基準以下に抑えるよう規定している。また処理活動のリアルタイム監視のため、規定はまた処理機関に処理作業区域内に、リアルタイム電子監視システムと水・大気汚染物排出オンラインモニタリングシステムを設置することを求めた。また監視システムとオンラインモニタリングシステムを上海市環境保護局の管理情報システムに接続する。【中国環境報】