中国　紹興市で汚染源オンライン監視システム実現

　現在、浙江省紹興市環保局監視センターで、2つの水汚染源観測点と1～2ヶ所の大気汚染源を含む「汚染源オンライン監視システムネットワーク」1期整備事業が終わり、同市内で開通した。
　同市環保局の職員は、「かつては汚染源監視のために各地を走り回っていたが、現在は汚染源がコンピュータ上でいつでも見られるので便利になった」と述べる。
　同市は企業が密集しており、汚染排出の監視作業に多大な時間と労力を割いていたが、この問題を解決するために同市環保局は電信局と共同で汚染源オンライン監視システムを開発した。これにより全市の汚染源の映像が常時送られ、また録画される。大幅に作業効率が上がることが期待される。【中国環境報】