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環境ニュース[海外]

イギリス 沿岸地域の海洋生物保護対策を発表

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2006.09.05 【情報源】イギリス/2006.08.24 発表

 イギリス デボン北部沿岸を訪問中のブラッドショー大臣は、8月24日、イギリス沿岸の海洋生物を保護する新たな対策を発表した。イングランド沿岸に新しく作られる3つの海洋保護区のネットワークや、ホタテ貝の底引き漁で近年大きな問題となっているライム湾の生物多様性保護対策などが盛り込まれている。
 同大臣はこの日、ライム湾にあるランディ島を訪れ、禁漁区などを視察した。禁漁区は、ロブスターやカニ、サンゴやカイメンなどを保護するもの。2004/2005年度のモニタリングの結果によると、ロブスターは、量も大きさも2倍に膨れ上がったという。
 これを踏まえ、共同自然保護委員会(JNCC)は、2007年初頭より、3カ所の特別保護地区(SACs)の設立について協議をスタートする。ヘイグフラス、 ドッガーバンク、 ノースノートフォーク砂州・サターンリーフ の3カ所が予定されている。それぞれ、海洋生物の貴重な生息地であり、適切な保護を受ける必要がある地域である。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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