一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

イギリス最大の人工湿地が完成 野鳥などの生息地に

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2006.07.14 【情報源】イギリス/2006.07.04 発表

 7月4日、イギリス・エセックスにあるウォラシー島の防波堤が決壊され、イギリス最大の人工塩水湿地が誕生した。この湿地は、1990年代の開発で失われた野鳥の生息地を代替するため、環境・食糧・農村地域省が750万ポンドをかけて造り上げたもの。
 115ヘクタールの湿地には、7つの人工島、塩水のラグーン、干潟、歩道、4キロにわたる防波堤がある。湿地は、ハマシギ、ミヤコドリなどの野鳥や、貴重な植物、昆虫、魚類の生息地になり、また、嵐や洪水の際には、沿岸を保護する緩衝帯となる。
 2004年から始まったこの事業は今年8月に完成の予定で、その後、2011年まで集中的に独立機関によるモニタリングが行われる。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク