一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 重点化学物質の利用の削減に向けた 産業界との協働イニシアティブを公表
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2006.03.17 【情報源】アメリカ/2006.03.01 発表
EPAは、31種類の重点化学物質の利用の削減を目指す、産業界との協働イニシアティブ「重点化学物質のための全米挑戦コミットメント」を発表した。これは、政府の施設や産業施設において、3年間のうちに、1種類以上の重点化学物質の利用量を10%削減することを約束するよう求めるもの。重点化学物質とは、難分解性で、生体内に蓄積し、放出された場合に有害なものを指す。1,2,4-トリクロロベンゼン、4-ブロモフェニルフェニルエーテルなどの化学物質の他、カドミウム、鉛などの重金属も含まれている。
このイニシアティブは、EPAの2つのプログラム、すなわち「全米環境重点パートナーシップ」及び「全米環境パフォーマンス・トラック」の支援を受けている。
企業にとっては、まず、環境重点パートナーとなり、挑戦コミットメントを実施することが、パフォーマンス・トラックの完全なメンバーとなる最初のステップとなる。【EPA】