一般財団法人環境イノベーション情報機構
ブッシュ政権 水浴場浄化に向けた戦略を発表
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2004.05.07 【情報源】アメリカ/2004.04.20 発表
水浴場の浄化に向けたブッシュ政権の戦略が公表された。2000年水浴場・環境アセスメント・沿岸衛生法(BEACH法)は、沿岸部の各州に対して、2004年4月10日までに、最新のバクテリア基準を満たすよう求めていた。しかし、現在のところ、関係する35州のうち、この基準に適合しているのは11州しかない。今回の戦略では、水浴場における水質保全の強化とBEACH法の遵守を目指し、今後の作業スケジュールを示すクリーン・ビーチ計画、州によるモニタリング等を支援するための補助金などが示された。
EPAは、BEACH法の規定に基づき、バクテリア基準に適合できなかった州に対して、6月30日までに、新たな連邦基準を提案することとしている。また、水浴場におけるバクテリアの効果的なモニタリングのため、7月31日までに、技術的ガイダンスの更新版を提案する。さらに、8月31日までに、水浴場の閉鎖と勧告に関する報告書(2003年版)を完成させる予定である。【EPA】