一般財団法人環境イノベーション情報機構
「アクティブ・レンジャー」本格配置に向け、約60名を募集
【自然環境 自然公園】 【掲載日】2005.04.06 【情報源】環境省/2005.04.05 発表
環境省は自然保護官の補佐を行う「アクティブ・レンジャー」の採用を平成17年度から本格的に進めるために、職員募集を平成17年4月22日まで実施する。「アクティブ・レンジャー」は国立公園内のパトロールや利用者指導業務などを担う新たな雇用形態の職員で、身分は非常勤国家公務員。
17年2月1日から3月30日までの約2か月間、知床と奄美地区で2名の採用試行事業が行われていたが、今回の本格的導入開始にあたって環境省は、(1)世界自然遺産地域の保全強化、(2)広大な山岳部・海岸部の保全強化、(3)希少種生息地・湿地の保全強化−−の3テーマを設定。テーマに沿って配置予定地区や業務内容を計画し、最終的に全国47地区に配置する約60名を募集するとした。
なお今回の採用者の雇用期間は17年6月1日から18年3月30日まで(対象地区の活動内容によっては最長4年まで延長される可能性あり)。
応募者は(1)希望勤務地区(第3希望まで)や応募動機を記入した履歴書、(2)「第1勤務希望地の自然環境保全活動への具体的な提言」をテーマとする1200字以内の小論文、(3)連絡先住所・氏名を書き、120円切手を貼り付けたA4サイズ返信用封筒1通−−を締め切り日までに勤務を希望する自然保護事務所宛に郵送することが必要。
応募者に対しては応募書類による一次選考、面接による二次選考が実施される予定。【環境省】