一般財団法人環境イノベーション情報機構
今後の港湾環境政策基本方針案への意見募集開始
【水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2005.02.18 【情報源】国土交通省/2005.02.18 発表
国土交通省の交通政策審議会港湾分科会環境部会(部会長:黒田勝彦・神戸大学工学部教授)は平成17年2月18日までに、今後の港湾環境政策の基本方針案を作成し、この案について17年3月3日まで意見募集を行うことにした。港湾については、6年に当時の運輸省が「環境と共生する港湾(エコポート)」と題する環境指針を策定。これをもとに12年に「港湾法」が改正され、「環境保全に配慮しつつ、港湾整備を図る」ことが、同法の法目的に盛り込まれた。
今回の方針案はこのような流れを継承しつつ、地球環境問題や循環型社会構築への対応がさらに求められるようになってきた社会経済情勢の変化を踏まえて、交通政策審議会が新たに審議を行ったもの。
(1)自然環境に優しく美しいみなとへ、(2)都市と地球の環境に貢献するみなとへ、(3)市民とともに歩むみなとへ−−を基本理念に据え、(一)良好な環境の保全・再生・創出、(二)温暖化や廃棄物問題など多様化する環境問題への対応、(三)環境施策の実施手法の見直し・充実−−の3分野の施策に取り組んでいくとし、各分野での具体的な施策内容を提示している。
意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。【国土交通省】