一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

今後の沿岸域管理の方向性示す提言公表 環境悪化の影響受ける沿岸域の現状を報告

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2001.06.28 【情報源】国土交通省/2001.06.28 発表

 国土交通省河川局では、平成12年10月に有識者による研究会「沿岸域管理研究会」を設置し、約半年にわたり望ましい沿岸域のあり方について検討を行ってきたが、この研究会の提言をまとめ、平成13年6月28日に公表した。
 今回の提言は、(1)沿岸域をとりまく現状、(2)総合的な沿岸域管理の重要性、(3)今後の沿岸域管理の方向性−−の3点について報告している。
 このうち、沿岸域の現状としては、干潟の消失による生態環境の悪化、水質悪化、地球温暖化による海面上昇の可能性などの問題が言及されている。
 また、沿岸域管理の方向性としては、(1)国が沿岸域の管理の基本方針を策定し、地域がその基本方針に基づき、防災・環境・利用を踏まえた基本計画を策定する、といった国と地方の役割明確化、(2)地球温暖化に伴う海面上昇に対応した国土保全対策や総合的な土砂管理対策などを含む、ハード・ソフト両面からの防災対策の実施の重要性の強調、(3)沿岸域管理を推進するために具体的に取り組むべき事項の明示、(4)一般海域で、公共性の観点から検討すべき方向性の明示−など4点が示されている。【国土交通省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク