一般財団法人環境イノベーション情報機構
日英環境大臣が地球温暖化問題に関する2つの普及啓発策で合意
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2004.11.05 【情報源】環境省/2004.11.05 発表
2004年11月4日に開催された小池環境大臣と英国のモーリー環境・食糧・農村地域省閣外大臣との会談で、両大臣は地球温暖化問題に関する国民への普及啓発策として(1)地球温暖化普及啓発用教材CD−ROMの作成と(2)04年11月27日に京都で開催する「京都議定書シンポジウム」への英国の温暖化問題専門家による発表−−の2点を合意した。このうち、地球温暖化普及啓発用教材CD−ROMは中学2年生を対象に、日本語と英語で作成。自然の叡智をテーマに2005年に愛知県で開催される国際博覧会「愛・地球博」の英国パビリオンなどで公開し、中部圏内の中学校でモデル事業を行うほか、要望のあった学校等に配付する予定。
また「京都議定書シンポジウム」では「温暖化対策の重要性〜温暖化対策先進国・イギリスの最新動向」と題し、駐日英国大使館エネルギー環境担当書記官のクリス・アラン氏、英国の石油会社ブリティッシュ・ペトロレアム社保健・保安・安全・環境保全アジア・太平洋地域責任者のコリン・ゴム氏、英国のNGO・The Climate Groupのマーク・ケンバー氏が環境税や排出量取引制度などの多様な政策を組み合わせた気候変動対策を官民一体となって実行しているケースについて発表する。
なお「京都議定書シンポジウム」への傍聴希望者は申込み要領に基づいた必要事項を明記の上、ホームページ、電子メール、郵送、FAXにより、16年11月17日までに全国地球温暖化防止活動推進センターまで申し込む必要がある。参加料は無料。【環境省】