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環境ニュース[国内]

雨天時の未処理下水の放流実態調査に着手

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2001.06.15 【情報源】国土交通省/2001.06.15 発表

 国土交通省下水道部、海上保安庁と東京都、全国の12政令指定都市は共同で、雨天時の合流式下水道(汚水と雨水を同一の管で流すタイプの下水道)からの放流水による河川・海域の汚染状況を緊急調査する。
 合流式下水道では、雨天の時に大量の雨水が流入すると、雨水と汚水が混合した下水の一部が未処理のまま河川に放流され、水質が悪化するおそれがある。なお平成12年9月には、東京都のお台場海浜公園で、合流式下水道から白色固形物が漂着し、水環境の悪化が顕在化したケースが実際に見つかっている。
 今回の調査は、6月下旬から7月中旬にかけて全国の13都市で、晴天時・雨天時の合流式下水道から排出される排水や放流先の環境汚染の実態を調査する。
 なお、国土交通省は、この調査とあわせて合流式下水道の改善対策を設置し、合流式下水道の改善対策についての検討を行う予定。【国土交通省】

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