一般財団法人環境イノベーション情報機構
森の名人からの聞き書き体験談を語る 第2回公開フォーラム開催へ
【環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2004.03.15 【情報源】林野庁/2004.03.12 発表
林野庁と文部科学省は平成16年3月28日に、東京・文京区の東京大学農学部内の弥生講堂・一条ホールで、第2回「森の“聞き書き甲子園”」公開フォーラムを開催することにした。「森の“聞き書き甲子園”」は、高校生が伝統的な技術・知恵の伝承者を取材し、取材内容をレポートとしてまとめる米国の教育プログラム「FOXFIRE BOOK」の手法をモデルとして14年度から実施されているもの。
日本の高校生100人が森林にかかわる技術の名手・名人を現地取材し、日本の山村で受け継がれてきた森林の知恵や技、山村の暮らし、名人の人となりなどをレポートするプログラム全体を通じて、高校生たちの森林保全意識を育てるとともに、山村地域の生活様式・文化・伝統・技能の記録・継承を図ることが目的。
聞き書きを行う高校生は、15年10月から12月にかけて森の技術の名手・名人にその技や人となりを聞き書き取材し、16年1月末までに取材の成果をまとめ、事務局に提出していた。
今回のフォーラムでは、取材対象になった森の名手・名人への認定証授与、書きを行った高校生への聞き書き修了証書・聞き書き作品集授与のほか、作家の阿川佐和子氏、塩野米松氏が、名人や高校生に聞き書きのエピソードをインタビューする予定。
なおこのフォーラムへの参加希望者は氏名、住所、電話、ファックス、Eメールアドレス、所属を記入して「森の“聞き書き甲子園”実行委員会事務局」に申し込む必要がある。参加の可否は先着順で決定する。【林野庁,文部科学省】