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環境ニュース[国内]

03年度第2回排出量取引試行事業、69件・約81万トンの排出枠売買が成立

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2004.02.09 【情報源】環境省/2004.02.09 発表

 環境省は、2004年2月2日から4日までの3日間に実施した、2003年度温室効果ガス排出量取引試行事業での第2回排出量取引結果をまとめ、2月9日に発表した。
 この試行事業は、企業や工場単位の温室効果ガス削減目標を設定する「タイプ1」企業31社と、独立した温室効果ガス削減プロジェクトの実施者として参加する「タイプ2」企業11社−−の2タイプの企業が参加(ただしタイプ1・2双方に取り組む企業が6社ある)し、排出量取引を活用しながら2003年度排出分の削減に取り組み、最終的に2003年4月に排出量を実際に算定し、検証機関による検証を受けることになっている。
 今回公表された内容によると、3日間に69件の仮想排出枠売買契約が成立。二酸化炭素換算で計80万8,774トンの排出枠が移転され、第1回取引の67件40万5,000トンの移転に続き順調な成果があがった。
 排出量取引はこのあと、2004年3月22日〜24日と排出量検証後の2004年6月の計4回実施される予定。
 なお4回の取引のいずれも施行事業に限っての仮想市場でのもの。金銭や現実の世界で実効性のある排出枠のやりとりは実際には行われない。【環境省】

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